Kuro in Germany’s blog

ドイツ発クロものがたり

みいちゃんの運命

病院通いに少しも慣れないタカシとヨウコがみいちゃんの健康診断につれていき、血液検査をして帰宅したのも束の間、ザック先生より検査の結果、赤血球の値が気になるので再検査を薦められ、再度病院へ。 そして診断結果はまさかの「猫エイズ」陽性反応が出たとのこと。要は我が家のみいちゃんはエイズのキャリアだというのだ。

なので今後は外に出さずに100%家猫として飼うようにとのこと。今まで自由気ままに出入りしていたみいちゃんにそんなことを強要できるのか。タカシは首を振る。ヨウコは覚悟を決めてはみたものの、意見が合わず毎日頭を抱えている。 みいちゃんを保護したフランクシニアご夫妻に相談するとやはり「みいちゃんにはムリ!」との意見。いずれにしても免疫が弱り、病気に罹りやすいことに加え、猫同士の喧嘩となった場合にエイズウィルスを移してしまうので飼い主としては無責任となる。

もはや選択肢がない中、いまだに現状維持の我が家。こんな無責任は許されてはならない。飼い主としての覚悟も責任感もない私たちは自己嫌悪に落ちるばかりだが、いまだにみいちゃんファーストの生活が続く。