Kuro in Germany’s blog

ドイツ発クロものがたり

モースト コンフィデンシャル その②

クロは動物だった!

 

それはヨウコが日本に帰国中のできごとだった

 

ライン電話越しのタカシの暗い声!

どうしたの?

 

クロがネズミを捕まえ、まだ生きていたので、一旦は外に逃がしたのが、何と何分か後にまたそのネズミをくわえて戻ってきたとのこと

 

そこまでは「ネコってネズミとってくるでしょう?いやーね!」と上から目線の友人たちの口を「うちのクロはそんなことしないのよ」と言い放っていたので、知ってはいたのだが、何と!!

クロはそのネズミをあろうことか、夫の目の前でむしゃむしゃ食べてしまったとのこと!

 

ドイツと日本の電話口で「・・・・・・!!!」

 

「さすが、クロといっしょに寝るのは躊躇しちゃってさ」とタカシ

「わかるぅ~!!」とヨウコ

 

そんな雰囲気を察してか、翌日の夜そろそろ寝ようかと思っていたら、突然クロのすがたがどこにも見えず、あちこち探し回ったら、何とクロが先にベットにちょこんと寝ていたとのこと

 

可愛いすぎる!!

 

「前夜のことはクロの本能がさせることで、クロ自身が悪いわけではないから、わすれることにしましょう」とタカシ

 

一件落着!かと思った矢先

それはヨウコが日本から戻ってきてまもなくまったく同じことが起こった

 

そう、一週間もたたずに!

 

ネズミは親指ほどの小さい、それはそれは小さいネズミで、どんな隙間でも出入りできるほど、、とは言え。。。。。

 

クロが野生化してしまった?

クロの脳に何か変化が? 

病気の影響?

クロに栄養が足りない?

クロは空腹?

 

などなど、なぜか誰にも相談できず、悩むふたり

 

そこで登場したのが、われらがN先生

 

先生のコメント

 

日本の外猫もよくおなじこととするが捕獲した後はそのまま放置のことが多いとのこと。(ヤッパリ!!)

 

なんでもネズミは雑菌だらけで外部寄生虫、内部寄生虫もいるであろうから念のため、ホームドクターに相談したほうが良いとの助言であった

 

翌日お医者さんに電話して事情をはなしたら、では検便しましょうということで、3日分の便を調べてもらったところ「特に問題なし」とのこと

ほっ!

 

それ以降、わたしたちはクロを外に出すたびに、ネズミをくわえて帰ってくるのではと恐れているが、一ヶ月以上たった今まで何事もなく

 

う? 何かクロに変化が?

 

「ネズミさん連れてこないでね~!」の送り出すときのヨウコの言葉(祈り)がどこかに届いているのか???

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