Kuro in Germany’s blog

ドイツ発クロものがたり

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ざれごと その②

新築テラス クロの行動範囲が少しでも広がるようにと、テラスを増築しようということになった ある一定以上の大きさのテラスだと家の増築とみなされ建築士を通し当局に申請しなければならないとのこと もちろん役所仕事なのでいちいち時間がかかる それでも…

ざれごと その①

無用の徒労 クロがポルトガルからドイツにきたばかりのころ ノラだったクロを家の中に閉じ込めておくのがかわいそうと、自由に出入りできる優れものはないかとさがしたのが写真のもの クロのチップに反応して頭で押すと自然に開閉するというもの やったぁー…

モースト コンフィデンシャル その②

クロは動物だった! それはヨウコが日本に帰国中のできごとだった ライン電話越しのタカシの暗い声! どうしたの? クロがネズミを捕まえ、まだ生きていたので、一旦は外に逃がしたのが、何と何分か後にまたそのネズミをくわえて戻ってきたとのこと そこまで…

モースト コンフィデンシャル その①

タカシの涙 ヨウコはつねづね言っていた 「わたしはタカシの涙はみることは一生ないわね。だってタカシが泣くのは私が死んだときだから。。。」 ふだんから喜怒哀楽をあらわにしない穏やかタカシである クロが近所の獣医で重度の腎臓病を宣告されたその日 珍…

新たな出会い -クロの強い味方Dr.Nご夫妻登場!-

2019年11月14日 ドイツに戻る前日のこと 5日間の帰国で毎日かけめぐっていたが、この日はアポから開放され一日フリー ラプロスというお薬を手に入れたいと、ネットで調べておいた獣医さんに連絡する時間がようやくできた このお薬はまだドイツでは認可されて…

タカシとヨウコの覚悟

「もし二人のどちらかが、余命何ヶ月と宣告されたらどうする? ま、クロの場合もそういうことでしょ?」 あってはいけない別れがあることを宣告されて、自分たちはどう振るまうのかが問われている 悲しすぎるし、耐え難い! わたしたちは成長しなければならな…

クロ病気になる3

2019年10月26日 予定より一泊余分に泊まり、クロは3泊4日の入院を終え我が家に!! レセプションで待っていると例の「イヤダー!」の鳴き声! 「クロだ!」 ケージに入れられ診察台に 「クロ!」と呼ぶとすぐ認識しておとなしくなった 嬉しさ!はお互…

クロ病気になる2

2019年10月23日 わたしの好きな日、10月23日 物品ではもはや喜ばないとは言え、夫タカシの誕生日 64回目の今年も特別な日にしたい気持ちはやまやま しかしこの日はクロの運命を宣告されるクリニックでの検査日 そうだ、『クロは実は病気ではない!』の診断を…

クロ病気になる1

そもそも我々には覚悟がない! ドイツに連れてきてまずやらなければならない健康診断と注射 タカシはポルトガルから連れてきたときのクロの鳴き声がトラウマになり、車で5分もかからない獣医に連れていく勇気がなく、ヨウコも似たりよったり まずは往診をお…

アデュー ヴィラモウラ

クロが我が家に来た2017年の2月 その時はすでに夏の休暇を例年どおり、ヴィラとフライトを予約していたので、信頼するタケに泊りがけのお留守番を頼んで8月にいつもどおりにでかけた 分ってはいたが、改めてどっしりと現実をつきつけられたタカシとヨウコ こ…