Kuro in Germany’s blog

ドイツ発クロものがたり

クロ病気になる2

2019年10月23日

 

 わたしの好きな日、10月23日

 

物品ではもはや喜ばないとは言え、夫タカシの誕生日

 

64回目の今年も特別な日にしたい気持ちはやまやま

 

しかしこの日はクロの運命を宣告されるクリニックでの検査日

 

そうだ、『クロは実は病気ではない!』の診断をプレゼントとしよう!ともくろんだ

 

いつもよりそして誰よりもお寝坊のクロ

ふりかかる一日を知るはずもない平和なクロ

 

ドキドキ、ソワソワ落ち着かないのは二人

9時半出発にあたり、ヨウコはあれこれ準備に余念ない

 

ケージの敷物はどうする?

ケージはいつ地下から上に?

 

Dr. Huppertは車で5分とかからない獣医さんだが、今回のクリニックは13分ほどかかる隣町にある

 

クロはケージの中でまた大騒ぎするに違いない

 

ついにその時が! 

 

ケージに入ったクロは意外とおとなしく

すこし馴れたか? 

 

道中やはりあの鳴き声

でもやはり前よりはずっとおとなしかった

 

きょうはまずは血液検査

数値がDr. Huppertで出されたようなものか

果たしてクロはそんなに重病なのか

 

採血、超音波検査のために再度おなかの毛を刷られ、検査のときは血だらけの前足をタカシとヨウコは右左それぞれ掴みクロの必死の抵抗を阻止

 

かわいそうかぎりない!

 

予定どおりにクロは点滴を受けるために2泊3日の予定で入院

 

血液検査の結果により入院は短縮または延長になると言う

 

1時間後にDr. より電話があり、やはりクロの数値は悪いという

 

タカシへのバースデープレゼントは最悪のものになってしまった

 

ゴメン!残念!タカシさん

 

クロのいない我が家がこれほどまでポッカリ穴が開いたようにさびしいものか、しかも点滴でがんばっているクロを思うと胸がはりさけそうになる

 

クロとの毎日が本当に幸せがいっぱいの分、耐えられないほどの寂しさを二人は味わった

 

でも2,3日したら帰ってくる!

 

がまんせねば!!

 

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