Kuro in Germany’s blog

ドイツ発クロものがたり

2020-01-01から1年間の記事一覧

13 リノベーションのツケ?! あれから。。。。。そう確かにリノベーションが始まった6月あたりから、クロは食べなくなった。 日本から購入したお薬は4種類。餌とともに確実に投与しなくてはならない。しかし食べないと体内にはいらない。 毎日つけている食…

12 クロの反抗?! 久々にクロに振り回されている。 我が家の改装工事が始まったのが、6月2日工事は2週間と言われ6月12日までの予定である。客室兼クロの寝室、書斎、クロのトイレ室兼洋服部屋から引越し業者さんの手で家具が運び出されたのは工事が始まる一…

50年前の今日5月12日 「今に伝えること」と「今に伝わること」 それは1970年5月12日のこと。大学を卒業してすぐ出発のはずが「国際免許証」なるものの取得に手間取りさらに格安チケットの取得に時間がかかったのでした。 卒業して母校平安女学院高校の英語の…

とっておきの散歩道 以前『哲学者のカフェ』と言う本を読んだことがある。ぼんやりとしか覚えていないのでレビューを検索したら次のように記されてい。 《現代ドイツの俊英・へレスが、古今東西のテク学者が集まる架空のカフェを設定、少女ノーラと文通する…

歴史が語りかけること 歴史研究者は現在に繋げる努力をしているでしょうか。 大河ドラマで取り上げられる人物像を追うと作り手の思惑が見え隠れはしますが、なかなか自分の今、自分の生き様にまで降りてきません。ともすると時代を牽引する人物に期待感をも…

ドイツにもいよいよマスク着用義務が! 4月27日からドイツでマスク着用が義務付けられました。この状況になるまでずいぶん時間がかかったものです。日本でマスクをめぐるニュースがクローズアップされ両国の対応の違いにとまどうばかりでした。それでも以…

舞い込んだコロナウィルスからの手紙です! 以下原文です。実は私もこんなことを漠然と考えていました。みなさんはどのように思われるでしょうか。 Coronavirus’ Letter To Humanity 人類の皆様へ (コロナウイルスからの手紙) The earth whispered but you…

日本の新型コロナウィルスの報道 どうも人事のように聞こえてしまうのはどうしてだろうか。 国民はコロナの被害者? いや「当事者でしょう!」 政府は国民を守る? 仕事ですから。 小池東京都知事の切迫したメッセージも都民に「お願い申し上げる」の連発で…

日本(語)はてな

ドイツの新型コロナウィルスの報道(1) 当地にはJSTVという海外(ヨーロッパ?)在住日本人の為のチャンネルがある。向こう一ヶ月番組が送られてくる。ほとんどNHKの報道番組がリアルタイムで(おはようニッポンは7時間前の前日12時に)更に現地時間の6時…

ざれごと その②

新築テラス クロの行動範囲が少しでも広がるようにと、テラスを増築しようということになった ある一定以上の大きさのテラスだと家の増築とみなされ建築士を通し当局に申請しなければならないとのこと もちろん役所仕事なのでいちいち時間がかかる それでも…

ざれごと その①

無用の徒労 クロがポルトガルからドイツにきたばかりのころ ノラだったクロを家の中に閉じ込めておくのがかわいそうと、自由に出入りできる優れものはないかとさがしたのが写真のもの クロのチップに反応して頭で押すと自然に開閉するというもの やったぁー…

モースト コンフィデンシャル その②

クロは動物だった! それはヨウコが日本に帰国中のできごとだった ライン電話越しのタカシの暗い声! どうしたの? クロがネズミを捕まえ、まだ生きていたので、一旦は外に逃がしたのが、何と何分か後にまたそのネズミをくわえて戻ってきたとのこと そこまで…

モースト コンフィデンシャル その①

タカシの涙 ヨウコはつねづね言っていた 「わたしはタカシの涙はみることは一生ないわね。だってタカシが泣くのは私が死んだときだから。。。」 ふだんから喜怒哀楽をあらわにしない穏やかタカシである クロが近所の獣医で重度の腎臓病を宣告されたその日 珍…

新たな出会い -クロの強い味方Dr.Nご夫妻登場!-

2019年11月14日 ドイツに戻る前日のこと 5日間の帰国で毎日かけめぐっていたが、この日はアポから開放され一日フリー ラプロスというお薬を手に入れたいと、ネットで調べておいた獣医さんに連絡する時間がようやくできた このお薬はまだドイツでは認可されて…

タカシとヨウコの覚悟

「もし二人のどちらかが、余命何ヶ月と宣告されたらどうする? ま、クロの場合もそういうことでしょ?」 あってはいけない別れがあることを宣告されて、自分たちはどう振るまうのかが問われている 悲しすぎるし、耐え難い! わたしたちは成長しなければならな…

クロ病気になる3

2019年10月26日 予定より一泊余分に泊まり、クロは3泊4日の入院を終え我が家に!! レセプションで待っていると例の「イヤダー!」の鳴き声! 「クロだ!」 ケージに入れられ診察台に 「クロ!」と呼ぶとすぐ認識しておとなしくなった 嬉しさ!はお互…

クロ病気になる2

2019年10月23日 わたしの好きな日、10月23日 物品ではもはや喜ばないとは言え、夫タカシの誕生日 64回目の今年も特別な日にしたい気持ちはやまやま しかしこの日はクロの運命を宣告されるクリニックでの検査日 そうだ、『クロは実は病気ではない!』の診断を…

クロ病気になる1

そもそも我々には覚悟がない! ドイツに連れてきてまずやらなければならない健康診断と注射 タカシはポルトガルから連れてきたときのクロの鳴き声がトラウマになり、車で5分もかからない獣医に連れていく勇気がなく、ヨウコも似たりよったり まずは往診をお…

アデュー ヴィラモウラ

クロが我が家に来た2017年の2月 その時はすでに夏の休暇を例年どおり、ヴィラとフライトを予約していたので、信頼するタケに泊りがけのお留守番を頼んで8月にいつもどおりにでかけた 分ってはいたが、改めてどっしりと現実をつきつけられたタカシとヨウコ こ…

天敵?親友?「タマ」

実はクロが我が家にくるまで、庭や時には家の中にまで出没していたトラ猫がいる 人なつこく知らない間に我が家の敷地をテリトリーとしていたのだ このネコの存在を意識するようになったのはクロと遭遇してから ノラだったクロを家に閉じ込めては可愛そう、と…

ひらかれた「あかずの間」

クロが開いたこころの空間がある 子供がいない二人には知る由もなかったはずの、感情がいっぱい詰まった空間が炸裂した! 可愛い! いとおしい! 慈しみ溢れる感情、愛?! 世間の親たちが当たり前のように子供に抱く感情? そして小さな命を守らなくては!…

クロとの生活が始まる

引退したら犬を買おうと話していた私たちだったが、予想に反して犬ならぬネコのペットが家族として加わった 犬のぬいぐるみやお人形などなにかにつけ擬人化するヨウコとクロとの出会いで目覚めたタカシのペット愛 よくぞ『猫かわいがり』ということばがある…

クロと再会

あの日から6カ月 2017年2月のこと 「クロどうしているかなぁ」 「・・・そうね」 「行ってみようか?ゴルフがてら」 即決で再度同じリゾートのおなじヴィラに予約 2月のポルトガルは極めて静か 荷物を置いてタカシが「ちょっと見てくるね」 とテラスか…

クロとの出会い

人生には舞い降りてくる出会いがある いくつも、いくつも。。。。。 空からのおくりもの? 神さまのお使い? 天国から舞い戻った誰か? それはまちがいなく「おくりもの」 この「おくりもの」に育てられ成長する “わたし”がいる このたびは「クロ」 ポルトガ…